『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』刊行記念トークイベント/地元消防士が初めて語る、福島原発事故
『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』刊行記念トークイベント 〜地元消防士が初めて語る、福島原発事故
事故から9年を経て、初めて知る事実がある――。このことにきっと驚愕されることと思います。
原発事故のあの時、東電、政府、自衛隊等の動きに注目が集まるなか、その地元で不眠不休の活動を続けていた消防士たちがいました。双葉消防本部の125名は、地震・津波被害者を救助・搬送しつつ、ありえなかったはずの原発事故にも対応。他県消防の応援もなく、情報も不十分なまま、命の危険にさらされながら、現場対応に奔走していたのです。
総勢約70名に取材した吉田千亜氏が、一人ひとりの体験と葛藤を丁寧にすくいあげ、このたび『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』としてまとまりました。刊行を記念し、当時活動していた消防士をお招きし、トークイベントを開催します。ご来場をお待ちしています。
日時 2月15日(土)午後2時~ (開場13時30分)
場所 専修大学神田キャンパス 7号館3階731教室
お話 吉田千亜氏(フリーライター)
本書に登場する当時活動した消防士
入場無料
直接会場にお越しください
『孤塁 地元消防士が初めて語る 福島原発事故』 吉田千亜 著
(1月29日発売、四六判224頁、定価1900円+税)
主催:岩波書店
後援:パルシステム東京
連絡先:岩波書店『世界』編集部 03-5210-4141 event@iwanami.co.jp